第16回世界作業療法士連盟大会・第48回日本作業療法学会

弊社ワークショップ・ブースセミナーでは、医科向け低周波治療器MUROソリューションとスプリントを使った、上肢機能回復の為の治療・リハビリテーションの症例報告及び課題・対策を臨床場面でお使い頂いている3名の作業療法士の方に発表、シンポジウム形式にて討議頂く内容です。
当日は、軽食をお配りいたします。

移動の自由に対する束縛から解放され、どこでも安全に走れることをコンセプトとした電動車いすユニモを商品化しました。
直観的な安心感、走破性からクローラーベルト駆動を採用し、凸凹道、段差、雪道等での悪路走行性と小回り性を両立させた世界でも類を見ない電動車いすについて、コンセプト、課題とその達成経緯を紹介いたします。

兵庫県立リハビリテーション中央病院　ロボットリハビリテーションセンターは、隣接している工学研究所と病院の双方の人材により構成されており、臨床家と工学研究者が連携し活発な交流を通して臨床研究・開発を行っている。このセンターで行っている筋電義手へのアプローチを中心に、センターの取組みと成果を報告致する。

IVESプラスには6種類のモードが搭載されています。
その中でもパワーアシストモードは当該筋の筋電位に比例した電気刺激を行わせるもので、脳卒中後の上肢麻痺改善に効果が認められています。
ワークショップでは、パワーアシストモードの使い方と運動麻痺のレベルに応じたIVESプラスの使用方法を紹介します。

ハンドヘルドダイナモメーター（モービィ）での筋力評価の紹介

客観的な評価とするために数値化されることが多くなってきています。その中でも上肢の筋力評価は、検者内・検者間再現性に関して難しいジャンルといわれていました。
今回は聖マリアンナ医科大学病院で実践されている筋力評価のノウハウを紹介いただきます。

『脳卒中後の運動障害に対する神経筋電気刺激療法への入門』

脳卒中後の運動障害に対する神経筋電気刺激療法（NMES）の基礎的理論について実技を交えて紹介します。
運動機能の改善や廃用性筋萎縮予防を目的とした通常の作業療法の補助的手段として、NMESを併用する方法について動画を用いて解説すると共に、注意事項やパラメータ選択方法を紹介し、安全かつ効果的な手段を提案します。

CYBERDYNE株式会社

「未来のリハビリとロボット工学との融合」

山海 嘉之（筑波大学教授・サイバニクス研究センター長 CYBERDYNE株式会社　代表取締役社長）

病院を退院し自宅に戻るときには、福祉用具の利用や住宅改修によって、住環境を整備することが重要です。適切な住環境整備のためには、多職種が連携して支援に関わることが求められます。作業療法士、ケアマネジャー、福祉用具事業者という3者の視点から、退院時の住環境整備についてディスカッションを行います。