2014年6月18日(水)〜21日(土) パシフィコ横浜
コンピテンシーについて世界の知見を結集しよう
コンピテンシーとは、専門職に求められる能力であり、ここでは、主に養成校卒業時に求められる能力を意味しますが、実践家に求められる能力を意味する言葉でもあります。
(当日のプログラムは、若干変更される可能性があります。直前にご確認ください)
日時 | 2014年6月16日(月) |
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時間 | 9:00〜16:30 |
会場 | パシフィコ横浜 会議センター 3F 301 |
参加人数 | 最大200名(要事前登録) |
登録費用 | 8,000円(ランチ・飲み物代を含む) |
登録場所及び時間 | パシフィコ横浜 会議センター 3F 301 8:30〜 |
司会:
Education Day の主要目的:
このEducation Dayを企画するにあたって、カリキュラム開発におけるコンピテンシーの活用に関して、世界でこれまでに実施されてきたこと、現在行われていることを多く紹介するよう意図しました。その結果、本日のセッションの構成はその重要な視点を反映したものとなっています。
午前中に2つの全体セッションがあります。
※ スケジュールは今後予告なく変更される場合がありますので、定期的に最新情報をホームページでご確認ください。
Education Day司会: Sue Baptiste(スー・バプティスト)
8:30 | 受付開始 |
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9:00 | 開会の挨拶と序論: 小林 正義 JAOT理事, Chair 学術委員会WFOT2014 「コンピテンシー」について:ハネケ・ヴァン・ブルッヘン(Hon.Dscie, FWFOT, Director of FAPADAG) |
9:45 | 社会におけるコンピテンシー基盤型教育の重要性 講演・討論: エレルワニ・ラムゴンド 准教授. Elelwani Ramugondo, Division of Occupational Therapy, Department of Health and Rehabilitation Sciences, Faculty of Health Sciences, University of Cape Town, South Africa ロシャン・ガルバーン 准教授 Roshan Galvaan, Head, Division of Occupational Therapy, Department of Health and Rehabilitation Sciences, Faculty of Health Sciences, University of Cape Town, South Africa |
10:45 | コーヒーブレイク |
11:15 | 医療従事者にとってのコンピテンシー基盤型教育の重要性 準備 プレゼンテーションと体験機会: ローリー・シンメル Lorie Shimmell, McMaster University, Canada , School of Rehabilitation Science デブ・ステュワート Debra Stewart, McMaster University, Canada School of Rehabilitation Science |
12:30 | ランチタイム |
13:30 | 小グループ・セッションA* |
14:30 | 小グループ・セッションB* |
15:45 | 全体フォーラム: 将来の方向性 ― ニルス・エーリク・ネス Vice president Norwegian Occupational Therapy Association, Associate professor Sør-Trøndelag University College, PCo Standards & Quality WFOT |
16:30 | 終了 |
エレルワニ・ラムゴンド(Elelwani Ramgondo)教授、ロシャン・ガルバーン(Roshan Galvaan)教授(南アフリカ)
南アフリカを含む世界各国の作業療法協会は、作業療法の使命や将来構想について声明を出しているが、それらを注意深く読むと、社会のもつ作業のニーズを満たす専門職として使命を果たすことが宣言されていることが分かります。私たちのプレゼンテーションと討論では、まず、作業療法の議論における「社会」や「作業のニーズ」の解釈について詳しく調べ、検討します。
そして、北と南の2つの作業療法協会の重要な価値を考察・抽出して、それらを基に、作業療法が世界的に共有している専門職としての使命の論拠を明らかにします。ただ、私たちの議論の中心は、「作業療法の使命や将来構想には理想的価値が掲げられているけれども、これらが具現化されるには、卒業生のコンピテンシーやカリキュラムの実践が必要である」という主張です。プレゼンテーションの核心部分では、ケープタウン大学の作業療法カリキュラムについて紹介しますが、このカリキュラムはまだ十分に推敲されておらず、私たちは改善の余地があると思っています。次に、本カリキュラム開発プロセスに影響を与えた主要な規制・政策の枠組み(国内および国際的)、作業科学理論、卒業生のコンピテンシーの概要を示します。カリキュラムの構造も提示しますが、その際、学生に共通するアイデンティティに対していかに取り組み、対応したかに注目して、学習のためのリソースとします。さらに、3つの実践学習の事例を使って、価値基盤型カリキュラムやコンピテンシー主導型カリキュラムの中に、日常の社会的現実がどのように取り込まれ、組み入れられているかを説明します。また、広範な議論に加えて、暗黙の了解となっている事項や状況的学習の価値についての質問やコメントも歓迎します。
ローリー・シンメル(Lorie Shimmell)、デブ・ステュワート(Deb Stewart)(カナダ)
セッションの目的:
形式:
*最大11グループが用意されますのでその中から参加するグループを選択してください。各参加者は午後のセッションで2つのグループを選んで参加することができます。
資料は当日配布されます。
言語:
Education Dayの全体セッションには同時通訳がつきます。グループ・セッションでは通訳がつくか、バイリンガルの参加者によるサポートがあります。
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